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『 そらごとも空にえがいて愁思かな 』林住期道楽交心rq2104 [林住期の道をあそぶ]





★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 林住期道楽交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★



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★ 林住期道楽交心rq2104 ――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――

 そらごとも空にえがいて愁思かな

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 虚仮世間秋の陽ざしも身に添わず   仁


 われを光と念じる旅路



 曼珠沙華隠りの庵も絵空事   仁


 こころふれあう迷宮の森



 そらごとも空にえがいて愁思かな   仁


 幻視の彼方甦れ魂



 念ずればしるべの灯草の花   仁


 名もなく咲いてこころに宿る





☆☆☆ 百呼rq21『 かくれ同士 』 への交心です。 ★★★
 





 > 万葉集12-3063 浅茅原小野に標結空言も逢はむと聞こせ恋の慰に   。。。作者未詳『柿本人麻呂歌集』



 寂しさもまた哀しみも、あなたを恋うる心のあればこそのわたしの情なのですけれど・・・あの荒れ果てた浅茅原の野原でさえ、ここはわたしのものだと標をつけて、たとえ虚しい言葉だったとしても、所有をはっきり表明しています。
 その浅茅原のようなわたしにも、嘘でもいいですから、逢いに行くから待っていてと声をかけてくださいませ。そのお声を聞くだけで、わたしの切ない恋心は慰められ、和んで、あなたをおそばに感じ、ずっとずっとお慕いすることができるのですから・・・



 昔も今も、人を恋しく念うこころのせつなさには、変わりがないのかもしれませんね・・・
 伝わり、分かちあうこころはあっても、心のままに生きていけないのが人の世の常なのでしょう。それでも常の道を越えて、心に随えば、悲しい恋の道行き。これもまた、人の世の常かもしれませんけれど・・・



 常の世をそれてあそばんひがん花   仁


 うろ路むろ路のまじわる彼方



 西行の月につながる道ありや   仁


 我の内にも交わる無理路





★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★




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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★


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